1973年(昭和48年)『国際航空貨物輸送情報システム開発協議会(JACIS)』という名称で「本会は、国際間における航空貨物輸送の円滑化、迅速化を図るため、国際貨物輸送情報システムの開発を推進することにより、国際航空貨物輸送業務の省力化と能率化に質することを目的とする。」として設立されました。当時、我が国が諸外国に遅れを取っていた国際貨物輸送情報システム(ICIS : International Cargo Information System)の研究や開発促進を目的とする活動を10年ほど行いました。
その後、貨物情報システムについてはNACCSが発足することとなり、1984年(昭和59年)当会は事業目的を方向転換し、航空危険物に関する教育普及および出版・販売の事業を開始し、以来、30年余り、航空危険物規則の普及、教育を専業とする協会として活動を行っております。
その後の沿革は、以下の経緯であります。
1988年(昭和63年) IATA認定「危険物研修セミナー」を開始
1993年(平成 5年)「IATA危険物規則書(第34版)」邦訳版の出版を開始
1994年(平成 6年)「IATA危険物教本(第20版)」邦訳版の出版を開始
2003年(平成15年)『航空危険物安全輸送協会』と改称
2004年(平成16年)「航空危険物規則の案内業務」を開始
2015年(平成27年)『一般社団法人 航空危険物安全輸送協会』を設立
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